晁真：一週間仕事しただけで指が太くなりました
：なんか面白いデザインですね
：沢山の刃が重なり合っているようにも見えます
無空魂：おまえの道を示すときですね
：まずは一ヶ月と

晁真：なんか得体の知れない魚が跳ね上がっているようにも
：見えますが、魚の跳ね上がりですか？
無空魂：なかなか面白いデザイン名ですね
：鳥魚（ちょうぎょ）の跳ね上がりにしましょうか

晁真：なんか鳥が胸を張っているようですね
：誇る鳥とか？
無空魂：おまえのセンスはその程度ですか
：誇れる野生ですね
晁真：うわ、パクられた
無空魂：ネーミングセンス

晁真：なんですかね；描いていて分からなくなりました
：何かの仮面ですか？
無空魂：なんにしましょうか
：絵馬の間（えまのま）にしましょうか
晁真：なんか良くわかりませんが；

晁真：なんか色をうまく使っているような気がします
無空魂：色は合う色を使っていますよ
：普通の人が見てもギョッとしない色をね
晁真：中の中って感じになってきましたね
無空魂：

晁真：あはは、なんかあなたが描いているのを感じると
：とても良い気持ちになれます
：迷いがないというか楽しんでいるというか
：変なこだわりとかもないですよね
：この絵について

晁真：あなたの下絵を見て綺麗って思ったのは初めてです
：なんかいい感じに見えます
無空魂：私のデザインは奥が深いですからね
：今見えているものだけが私の持っている力ではないですよ

晁真：ふぅー、なんかあまり感じない絵だなって思っていましたが
：いつの間にか、のめり込まされたというか、
：そういう状態になっていました
無空魂：面白い状態ですね
：気持ちの

晁真：なんか牛が関係しているような絵柄ですね
：闘牛士とかですか？
無空魂：違いますよ
：高ぶる血潮です
晁真：なんですか；それは
無空魂：タイトルとしましょうか