「数字の意味で雪娘」とはどういうこと?

今日も自分に問いかけてみました。
今日は、第一章、第一節、其の三十三の
「数字の意味で雪娘」とは
どういうことかを問いかけてみます。
Me :数字の意味で雪娘とはどういうことですか?
Me2:どういうことだと思いますか?
Me :えっと、意味は、雪国の伝説で、雪の降る夜、白い衣を着た女の姿で
   :現れるという雪の精でいいですか?
Me2:はい
Me :雪女のことでいいですよね
Me2:いいえ
Me :え;雪娘にこだわるのですね
Me2:はい
   :何が思い浮かびますか?
Me :え;何が思い浮かぶかなぁ;
   :雪の降る中でいる娘?
Me2:いいえ
Me :雪の中で見る幻?
Me2:いいえ
Me :雪国の娘?
Me2:いいえ
Me :雪と一体化した娘?
Me2:いいえ
Me :思い浮かばない;ヒントをください
Me2:いいですよ
   :無帯湯女名火です
Me :いえ;もうわけわからないです;
Me2:この言葉が何を意味するか分かりますか?
Me :なんとなく想像できますが
   :帯を付けない湯女のことですか?
Me2:そうですね
   :名火はなんだと思いますか?
Me :名前が火なのですか?
Me2:いいえ
Me :名火という人の名前ですか?
Me2:いいえ
Me :娘のことですか?
Me2:はい
Me :いえ;もう何の話だか分かりません;
Me2:名火とは、有名な雪娘のことです
Me :え;ちょ;なんの話をしようとしているのですか?;
Me2:帯を付けない湯女が何をしていたかは
   :想像がつきますね
Me :ええ;まぁ、あまりここではいいたくないですが
   :売春みたいなことですか
Me2:そうですね
   :名火という娘の話があります
Me :どんな話ですか?
Me2:昔々の話です
   :一人の娘がいました
   :それはそれは美しい娘でした
   :その娘の親は、早くに亡くなってしまいましてね
   :身寄りに引き取ってもらって、温泉宿に住んでいたのです
   :娘が15歳のとき、あるお客が娘の接待を受けたいと
   :しつこく女将に言いましてね
   :女将は仕方なく、そのお客の接待をさせることにしたのです
   :娘は垢すりや髪すきなどをきちんとこなしました
   :そのお客は、満足そうでしたね
   :それだけで満足しておけば良かったのですが
   :お客は、娘の帯を解いたのです
   :我が物にしようとしたのですね
   :しかし、仰天しましたね
   :娘の体は火に包まれていましてね
   :お客は、火の地獄にあって焼け死んでしまったのです
Me :ちょ;ちょっといいですか;雪娘の話ですよね;
Me2:そうですよ
   :その娘は、自分が火の精だと知っていたのです
   :温泉宿の火の仕事は全て娘がやっていましたからね
   :女将もそれを知っていましてね
   :胴が火で出来ていたのです
   :娘の胴を見たものは、体の内側から燃えて行き
   :黒こげになって死んでしまうのです
   :目で見なければ、焼け死ぬことはないのです
   :娘はね、冬の寒い日、雪の降る中、外を歩くのが
   :好きだったのです、とても気持ちが良かったのでしょうね
   :時が経ち、娘は温泉宿を離れて
   :寒い雪国へ行き、雪の降る中を歩き回って過ごすようになって
   :いったのです
Me :雪娘とはいったいなんだったのですか?
Me2:火の精だったのです
   :雪の中でいるから雪の精ではなく
   :火の精の気持ちになって、自分を癒す方法は何かを探してみたら
   :どのようなものが見えてくるか考えてみましょうということです
Me :えっと;何が言いたいのですか?分かりやすくお願いします
Me2:人の心とは、自分の持って生まれた性質にとても左右されます
   :その性質と対称の性質には良く合うものです
   :自分の持っていないものを持っているように感じますからね
   :ひかれるのです
   :それが、人がひかれあう理由のひとつでもあるのです
   :雪娘とは、己の対称の性質にひかれる人の心のことです
Me :数字の意味で雪娘とはどう繋げればいいですか?
Me2:ひかれる人の心は人の数だけあります
Me :なるほど
   :数字の意味で雪娘とは、己の対称の性質にひかれる人の心のこと
   :ひかれる人の心は人の数だけあるのですね
Me2:はい
と、まぁ、今日も自分に問いかけてみました。

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