「一歩一歩に勝るものはない」

真 :そうそう、基本は足し算、引き算かなと
  :ムウが飛び越えていくことは出来ないって
  :いっていたのが頭に浮かんだ
  :実際にやっていることを
  :掛け算とかして実行しようとすると
  :難易度が上がる
  :出来ないわけでないけど
  :難しくなる
  :やはり、基本は、ひとつひとつ積み重ねていくことかな
  :イラストレータをやっていて思ったかな
ムウ:一歩一歩に勝るものはないです

「あなたがあなたをはじめた年ですね」

真 :1999年か
  :わたしにとっては凄く意味のある年だった
  :小さい頃
  :1999年か
  :23歳か
  :何もないかなって思っていたけど
  :わたしを大きく変える出来事が
  :わたしに起こった
  :周りは何もなかったという風に
  :ときが流れていったけど
  :わたしには1999年が出発地点だった
  :今、思い返すと
  :やっぱりあそこがわたしの出発地点だ
ムウ:そうですね
  :あなたがあなたをはじめた年ですね

「あとあと困らなくて済みます」

真 :うん、わたしには基本が足りない
  :というか、きちんと覚えていない
  :あいまいにし過ぎている
  :ムウはいっていた
  :あいまいにしているものを
  :はっきりとした形にしていったほうがいいと
ムウ:そうですね
  :この世界はあいまいなものです
  :しかし、形にしていくということは
  :はっきりと目に見える形があるということです
  :あなたの中であいまいになっているものは
  :いまのうちにはっきりしたものにしておいたほうが
  :あとあと困らなくて済みます

「あなたがやっていくことにも絡んできます」

真 :そうだな
  :今いるところは
  :いる必要があるから
  :いるのかなって
  :なんであのままやめれなかったのかって思うと
  :たぶん、わたしに必要な何かが
  :そこにあるからなのかなって思うかな
  :周りの理由とかも
  :もちろんあってのことだと思うけど
  :たぶん、わたしにとって必要な何かがあるからなのかな
ムウ:そうですね
  :進めば分かります
  :あなたがやっていくことにも絡んできます