十八「満足に出来ないということ」

私の考えです。
今日は、六十項目の
十八「満足に出来ないということ」です。
昨日何かしたことはあらますか?今日しようと思っていることは
ありますか?1日だけでやりきれない事とかはよくありますね。
人が考えるって色々あって、単純に出来ているはずの世界を複雑に
しています。何かをするときも、これをやってそれをやってあれを
やってと、どんどんすることが増えていくことがありますね。
それは世界の複雑化に自分が貢献しているようなものです。
たとえば文化祭のお化け屋敷で、かぶりものを作るときやお化け
屋敷自体の内装を作るとき、その作業は1日で終わるでしょうか?
とてもシンプルにかぶりものはしずに、口紅でくちさけ女のような
メイキングをして、部屋を暗くするだけにして、誰かが通りすぎたら
懐中電灯で下から顔を照らすだけでもいいかもしれません。それだっ
たら1日もかからずにお化け屋敷の完成です。しかし人は考えるでしょう。
今年のお化け屋敷のセットはこうしようああしよう。看板は誰々さん
たちが協同で仕上げましょう。かぶりものは少し凝ったものにしま
しょうかなど、お客さんを怖がらせることを工夫しようと考えるかも
しれません。
人が考えるということは、何かを生み出す力を得るということです。
考えなければ何も始まらないし生まれない。何かヒントになるものが
あって考えることで物事が始まるのかもしれませんね。
では、満足に出来ないということとはなんなのでしょう。人が全てに
満足したら、この世界は変化して進歩すると思いますか?満足に
出来ないから人は考え、そして新しいものを作っていくのです。
世界の進歩とは、満足に出来ない、まだ可能性があるという人の考え
から発展し進んでいくものなのかもしれませんね。

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