十五「感じることと考えること」

私の考えです。
今日は、六十項目の
十五「感じることと考えること」です。
今朝、目が覚めて何を想いましたか。眠っていたときに見た夢のことを想い
ましたか。それとも今悩んでいることを想い返しましたか。今日することを
想いましたか。
想うこと、それは、人が生きている証拠です。何も想わないことは、人には
出来ないのです。
日々何かがあり、そこで人は何かを考えます。何も考えないで日々を過ごす人間は、
人間を放棄したものかもしれません。
五感があり、そこから何かが伝わってくることで人は何かを感じ考えます。五感の
全てが使えない人間はとても苦しむでしょう。人として生きていくのはとても困難な
ことかもしれません。感じるということは五感のどれかが使えるということ。
考えるということは、生きているということ。
人は、世界の中で生きていき、世界の中で死を迎え、そして世界の中に魂が帰り、
また新しい命に魂が宿ります。輪廻転生を繰り返し、遺伝子が成長していきます。
遺伝子が成長するために必要なことが五感を働かせ感じて、感じたことに対して
考えることです。
世界は人が成長するためにあるのです。人が成長するとは、遺伝子が成長することで
あり、魂が成長することではないのです。あなたがたの想いが次の世代の人へと受け
継がれていくのです。

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